人工妊娠中絶にかかる費用は?相場や保険制度など

MS1xBTUibAUP_Vz1467978077_1467978093
人工妊娠中絶とは「胎児が、母体外において生命を保続することのできない時期に、人工的に胎児およびその付属物を母体外に排出することをいう」と定義されています。

そして人工妊娠中絶は21週6日までに行うことができ、法律に基づいて指定医師が処置することになっています。

人工妊娠中絶には掻把法と吸引法、薬を使って陣痛をおこす方法など時期によって中絶の方法が違い、妊娠の時期によって費用もかわってきます。

では実際のところどれくらいの相場費用がかかるのか、保険適応もされるのか気になる切実な問題でもありますよね。

これから人工妊娠中絶の費用や相場や使える制度、保険が適応できるかなど、気になる点についてお話ししていきます。参考にしてみて下さい。

スポンサードリンク

人工中絶手術の費用はどれくらいかかるのか?

病院によって差がありますが、基本的に週数がすすむにしたがって費用が高くなります。妊娠初期12週未満の人工妊娠中絶の場合は10万前後~20万円程度です。

大体11万~15万円くらいが相場といえます。

妊娠12週を超えると中絶後、死産証明書を書いてもらい埋葬許可をもらって埋葬する必要があります。

妊娠週数が進むと人工妊娠中絶の場合は、分娩に近い形での妊娠中絶になります。多くの場合、子宮の口を広げる処置を前もって行ってから、薬を使って人工的に陣痛をおこして流産させます。

この場合、陣痛の置き具合などで一日から数日の入院が必要になる場合もありますし、費用も週数が進めば高くなり数十万~40万円前後になります。

入院期間や処置内容、また病院によっては50万前後になるところもあるようです。

出産一時金や健康保険は利用できるのか?

妊娠12週・妊娠4か月以降の人工妊娠中絶に関しては出産一時金を利用できます。

中絶する本人が職場で健康保険に入っている場合、またパートナーの健康保険に入っている場合(被扶養者になっていれば)出産一時手当金を申請することができます。

通常は一人当たり42万円支給されるのですが、妊娠22週未満の人工妊娠中絶や産科保障制度未加入の病院での出産であれば、40万4000円の支給(H27年1月1日以降の場合)となります。

申請は2年以内になりますので気を付けて下さい。

また、直接支払制度といって健康保険組合から直接病院に支払ってもらう事もできるようになりました。

以前は、一旦持ち出しで支払わねばならず大変でしたが、あらかじめ同意文書を書くことで病院に前もって支払う一時金や差額の支払いといった負担のみになりました。医療機関に確認してみて下さいね。

出産手当金という制度が利用できる

中絶する本人が仕事をしていて健康保険に入っている場合は、妊娠4か月以降であれば人工妊娠中絶のためでも分娩の一つとみなされ、出産手当金が規定の範囲内で給付されます。

一度、勤務先や所属する健康保険組合に確認してみるとよいでしょう。

スポンサードリンク

費用を分割で支払う事はできるのか?

個人的な理由による中絶の場合全額自費になりますし、まず手術費用を現金で前払いしてから手術、という病院も少なくありません。

最近は、クレジット分割決済できる病院もあるようですので事前に調べてみるとよいでしょう。

人工妊娠中絶に保険適応できるかは理由による

母体を救命する目的や、稽留流産といった自然流産後の中絶手術の場合には健康保険が適応されます。

しかし、正常な出産や経済的な理由による人工妊娠中絶を行う場合は自費扱いになります。

人工妊娠中絶は医療費控除できるのか?

毎年行われる確定申告の際に医療費控除という項目があり、申告することで所得控除を受けることができます。

母体保護法という法律に基づいて、医師が行った手術であれば医療費控除の対象となります。きちんとした病院であれば、領収証も発行してくれますよ。

まとめ

人工妊娠中絶は手術です。たとえ掻把法よりも安全とされる吸引法であっても、絶対に体が傷つかないという保証はありません。病気などやむを得ない事情以外、安易に手術を繰り返すことは自分の体にとっても望ましいことではありません。

安く手術できるという事ではなく、十分に説明をしてくれる、手術後の体調変化などについてもフォロー体制が整っているといった他の点も考慮し、信頼できる病院を探して手術をうけるようにしてください。

また、近年は中絶により命を落とす赤ちゃんの数が非常に多いといわれています。何か病気や事故による手術は仕方ありません。

ですが、望まない妊娠により命の炎を消してしまう・・・そんなことは絶対に避けていただき、妊娠とは責任を持って命を授かるということを肝に銘じておいてください。

スポンサードリンク

このページの先頭へ