人工中絶手術の流れと手術後の注意点 痛みやリスクは?

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経済的な理由や母体の安全のためなど、中絶の理由はさまざまあります。

手術を受けるかどうか迷っていても、受けると決めた後でも。今から自分はどのような処置を受けるのかをあらかじめ知っておくことは、とても大切なことです。

ここでは人工妊娠中絶にはどのような方法があるのか、実際の流れなどについてお話ししていきますので、参考にしてみて下さい。

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中絶手術の方法とは?

妊娠初期(妊娠12週未満)の中絶手術には掻把法と吸引法があります。

  • 「掻把法」は金属の機械で子宮の中を掻き出す方法。
  • 「吸引法」は細い金属棒を子宮の中に入れ、陰圧をかけながら子宮の中を吸引していく方法。

WHOが安全性を認め推奨している方法です。もともと掻把法が主流の日本では、吸引法は主に胞状奇胎などの通常の状態ではない場合に主に行われてきました。

現在は吸引法で行う病院も増えていますが、掻把法のように金属を使って掻き出す処置が全くないというわけではなく、吸引前後に掻把法で使われる金属製の器具を使う場合もありますので、実際の手順が気になるようであれば手術してもらう病院に確認するとよいでしょう。

妊娠12週を超えると薬を使って強制的に陣痛をおこし、出産に近い形で中絶をすることになります。陣痛をおこすので、痛みも伴います。

中絶の一般的な流れ

手術前

まず、妊娠の診断をして妊娠週数などを確認します。手術に向けて、日程を決め必要な検査(感染症がないかなどの血液検査)を行います。

同意書が必要

人工妊娠中絶を行う場合、同意書が必要になります。基本、手術をする本人とパートナーの同意が必要になります。

手術当日

手術の前日や当日に、子宮の口を広げる処置(ラミナリア桿と言って、水分を含みながら少しずつ膨張する、海草から作られた爪楊枝くらいの長さの棒状のものを子宮の口に入れます)を行います。

子宮の口を広げる処置は、特に今まで出産したことのない人や子宮の口が硬い人に必要になります。手術中に金属の細い棒状の器械を使って子宮の口を広げる場合もあります。

手術の時間帯にもよりますが、手術前は絶食・水分も制限されます。これは、手術中に嘔吐し、嘔吐した物が肺や気管に入らないようにするためです。点滴をして麻酔をし、手術自体は10分程度で終わります。

その後数時間休んで帰宅することになります。手術後1~2回ほど通院して、その後の経過を確認することになります。

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中絶手術後の注意点

次の日から仕事の復帰や学校に行くことは可能です。

しかし、人によっては腹痛が強かったりして体調が整わないこともあります。そのような可能性もあるという事を考えて日程を組むのも一つです。

当日は、麻酔が覚めてからの帰宅となります。通常の状態とは全く同じではなく、足元がおぼつかなかったりしますので、車の運転や自転車などはやめた方がいいでしょう。

まっすぐ帰宅して、当日は安静にしてください。シャワーは当日可能とする病院もありますが、多くは次の日から可能になり、入浴はしばらく控えることになります。

発熱を伴った腹痛などが見られる場合は、早めに病院に受診しましょう。

中絶による痛みやリスクは?

子宮の口を広げるラミナリア桿などを使った手術前の処置ですが、人によっては痛みを伴います。痛み止めで対処します。

また、妊娠初期の中絶は多くの場合金属の器械を使用し子宮の中を掻き出します。

子宮の内側を軽く削る形になるので、繰り返し中絶することで癒着を起こし(アッシャーマン症候群)不妊の原因になる場合があります。

※関連記事⇒中絶すると不妊になり妊娠しにくくなる?

麻酔によるアレルギーの可能性や、子宮の中を触りますので子宮に穴が開いたり、感染をおこす可能性もあります。

12週以降は、強制的に陣痛をおこす形で中絶します。陣痛が強すぎることで子宮破裂をおこしたり、子宮頸管の裂傷、子宮内感染、子宮が収縮しにくいなどの理由で多量出血を起こすリスクがあります。

まとめ

中絶は手術です。体にも少なからず負担がかかります。もし受けるのであれば信頼できる病院を探し、きちんと説明を受け納得したうえで手術を受けるようにしましょう。

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